施工前
施工後
お客様 | 青梅市 O様 |
工事内容 | 雨樋全交換、雨押え板金交換 |
施工ポイント | 突風強風の為、屋根の板金と雨樋が飛ばされたので工事を依頼された。保険に入っていたため、火災保険手続きをして工事施工いたしました。 |
雨樋が壊れる原因と修理のポイント
住宅の外回りに設置されている雨樋は、普段意識することの少ない箇所です。しかし、実はこの雨樋は住宅にとって非常に重要な役割を果たしているのです。
雨樋の役割と重要性や雨樋が壊れる原因、さらに専門業者について概要を説明します。
雨樋に異常を感じておられる方は、本記事で基礎知識を把握された上で、早急に修理依頼されることをお勧めします。
1.雨樋の役割と重要性
雨樋とは、屋根に降り注いだ雨水を集めて、下水などに誘導する住宅付帯設備です。
この雨樋は、雨水が住宅に侵入し、住宅の腐食を防止する、重要な役割を担っているのです。
もし雨樋がなければ、雨水は住宅の外壁をつたって流れ落ちることになり、外壁の劣化をすぐに招いてしまい、住宅の躯体材木を腐食させる原因となりかねません。また屋根の庇から直接地面に落下した雨水は、住宅の基礎を劣化させる恐れもあります。
上記の通り、雨樋は住宅にとって非常に重要な設備なのです。この雨樋の異常・故障を放置していると大切な建物本体の寿命を縮めてしまうのです。
また雨樋の一部のみの異常だと放置していると、他の箇所に影響を及ぼし、いざ修理となると改修費用がかさんでしまいます。従って、早期に修理することが大切なのです。
2.雨樋が壊れる6つの原因
・ゴミによる詰まり
雨樋は庇に沿って「半円状の樋」を巡らせ、そこからの雨水を集める「集水器」を経て、雨水を下方向に流す「竪樋」で下水口へと導かれています。
この中で、集水器と竪樋が、特にゴミによる詰まりが発生しやすい箇所です。また詰まりの要因となるゴミの90%以上が落ち葉で、近くに大きな木がある場合は発生しやすく、要注意と言えます。
1階部分で、脚立に乗れば手が届く所なら自分でゴミを取り除いても良いでしょうが、2階部分等の高所では危険が伴うので、専門業者にお願いすべきです。
・経年劣化
雨樋の耐用年数は、材質によって異なりますが、20年~25年程度です。これ以上の年月が経過すると、穴や亀裂が出来たり、外れたりして、雨漏りが生じます。
経年劣化は雨樋を交換する以外、修理方法がないので、専門業者に早期に修理依頼すべきです。
・風雪被害
台風などの激しい突風や、積雪による重みで、雨樋の破損や不具合が発生する事もあります。強烈な台風等の通過後には、異常がないか確認されると良いでしょう。
風雪被害は火災保険の対象となる事もあるので、保険会社や専門業者と相談されるのが、お勧めです。
・傾斜の異常
庇部の半円状の樋は、集水器に向かって傾斜を付けて設置されています。支持金具が何かの要因でゆがむと、傾斜に異常が生じて、雨水が正常に流れず溢れ出ることがあります。
もちろん、支持金具の異常個所が手の届く所なら、ゆがみを直せば解決することもあります。しかしそんな箇所は少なく、やはり専門業者に依頼すべきと言えます。
・支持金具の外れ
支持金具が外れた場合、DIYで取り付ける事も可能に思えますが、慣れないと壁面を傷つけることも多くお勧めできません。また、雨樋は何カ所かの支持金具により支えられおり、一カ所の支持金具が外れてしまうと、雨樋に大きな負荷が掛かってしまいます。そのために、支持金具と共に、その部位の雨樋の交換が必要となる事が多く、やはり専門業者にお願いすべきなのです。
・継ぎ手の隙間発生
雨樋の継ぎ手に隙間や外れ生じることもあります。この原因は接着不良か、経年劣化が要因です。経年劣化が原因の場合は、雨樋の交換が必要なケースもあるので、ます専門業者にチェックしてもらうのがお勧めです。
3.雨樋の修理専門業者とは
最近ではネット上に、雨樋のDIYでの修理方法の記事や動画がいくつもアップされています。それを見ると、自分で修理可能に思えますが、実際に行うと途中でギブアップするのが実態で、記事から受けるイメージほど簡単ではないのです。
しかも、雨樋の修理は高所作業のため、危険も伴うため、基本的には専門業者に修理依頼すべきと言えます。
リフォームのワイケーでは外壁屋根塗装だけではく、雨樋の修理専門でもありまのでお気軽にご相談ください。
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