サイディング塗装の必要性と塗り替えのタイミング
サイディングとは外壁の建材の一種で、日本の家屋では利用される割合が非常に高い木材です。
材料の違いによっていくつかに分類されますが、大半は窯業系サイディングと呼ばれるもので、セラミック素材を使っています。
表面が平らなものだけでなく、レンガ調やラインが入っているなど、様々な模様が付いているものもあり、外観の向上に役立っています。
また、それ自体に防炎性や耐水性があり、外壁として長持ちするのも特徴です。
とはいえ、そのままむき出しの状態では、雨風や日光のダメージを受けて劣化が急速に進んでしまいます。
そのため、ほとんどのサイディングは塗装をして、表面にバリアを設ける必要があるのです。
新築の段階でも塗装がなされていますが、5年から8年くらいすると劣化が進んできますので、塗り替えを考えた方が良いです。
一度塗り替えをしている場合は、使われている塗料の種類によって塗り替えのタイミングが変わってきますので、以前の工事で何を使ったかをチェックしてみましょう。
年数に関わらず、サイディングに劣化が見られているなら、早い段階で塗装をした方が良いでしょう。
たとえば、表面にひび割れができているとか、手で触ってみると白い粉状の汚れが付いてくるチョーキング現象が見られる場合には、塗料の劣化が進んでいる状態です。
そこまで行かなくても、色あせが明らかになっている場合や、変色が見られる状態などでは、ある程度劣化が見られますので、近いうちに塗り替えのタイミングが来ると考えられます。
サイディング塗装のやり方
表面に汚れや藻などが付着していますので、高圧の水で洗浄してきれいにします。
それから、窓などに塗料が付かないようにビニールで覆う、養生という作業を行います。
これで塗装の準備ができましたので、下塗りと呼ばれる塗料を1回塗り、塗膜を厚く作って保護し、上塗り剤を固着しやすくします。
この塗料は透明や白色ですので、下塗り段階では仕上がりの色になりません。
その後、仕上げの色が付いた上塗り塗料を2回塗ります。
こうすることで、艶のあるきれいな発色の仕上がりとなりますし、塗膜がしっかりと形成されますので、家の寿命を長くするメンテナンスができるわけです。
リフォームのワイケーでは、サイディング塗装の経験が豊富です。
予算や家の状態に合わせた適切な工事ができますので、まずはお問い合わせください。
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