塗り替えで行う下地処理とは?その重要性は?

塗り替えの下地処理の目的

外壁にしても屋根にしても、塗り替えをする際には、いきなり仕上げの塗料を塗るのではなく、下地処理をしてから塗装をします。

この下地処理にはいくつかの作業が関係していて、外壁材や屋根材の劣化や破損などを補修することと、仕上げ用の塗料の完成度を高めるという目的で行われます。

外壁や屋根は経年劣化などによって、ひび割れが生じたり、建材と建材の隙間ののシーリングなどが傷んでしまったりすることがあります。

こうした部分を放置しておくと、そこから水が入り込み、さらに被害箇所が広くなって、建材ごと交換しないといけない事態になり得ます。

そこで、全体をチェックした後に、ひび割れ箇所にコーキングをしたり、古くなっているシーリングを交換したりして、安全性を高めるようにします。

この上から塗料を塗ることによって、しっかりと外壁や屋根を保護することができて、家を長持ちさせられるのです。

また、建材の種類によっては、仕上げ用塗料が乗りにくい、つまりしっかりと固着しにくいものもあります。

さらに、古い塗料が劣化によって弱くなり、塗料を上塗りしてもはがれやすくなってしまうケースも見られます。

こうした状態では、普通に塗料を塗ってもすぐに取れてしまいますので、下地処理が必要となります。

他の塗料よりも粘着しやすい性質を持つ下塗り塗料を塗って、しっかりと壁と仕上げ塗料を固着できるようにするのです。

このように、下地処理というのは補修や仕上げの質を高めるために、重要度が高いものなのです。

下地処理の方法は建材によって違う

こうした下地処理をしないと、塗り替えをしてもすぐに劣化が進んでしまったり、家の傷みがひどくなったりします。

そのため、それぞれの建材に合わせて適切な下地処理をしないといけません。

たとえば、鉄部であれば、錆びている部分を研磨して錆を完全に落としてから、錆止めの下地塗料を塗り、最後に仕上げ用の塗料を使います。

木部も同じように、コケなどを落として研磨をした後に、防腐剤などを塗って仕上げをしていきます。

モルタルの場合は、汚れを取り除いてから、欠けやひび割れが生じているところを補修して、塗料を固着させるための下塗りをしてから仕上げ塗りをします。

こうした適切な下地処理は、家の状態によってもやり方が変わってきますが、ワイケーは経験とノウハウが豊富な職人がチェックをしています。

見た目が美しく長持ちするリフォームをお約束できるのが強みです。

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