これから梅雨時の季節。住宅も5年、10年と時を過ごすと屋根外壁など、日光・雨風にさらされ徐々に劣化していきます。梅雨時やはり心配なのは、雨漏りです。創業以来20年、これまで数多くの雨漏りのご依頼を受けてきました。雨漏り箇所がすぐわかるもの、なかなかわからないものいろいろありました。そこで今回は雨漏りのしそうな場所の確認と、その対策を述べたいと思います。
その場所とは、屋根では写真にある屋根棟板金の浮き具合、雨樋からの水漏れ、これは直接雨漏りに関係しませんが、水漏れにより、徐々に建物を傷めていきます。外壁については、まずひび割れ、サイディングの目地の劣化があげられます。さらに、サイディングの場合、建物の中間に帯板のついている建物も数多くあります。その帯板の隙間からの雨漏り、これが原因で室内のクロスが剥がれたり、変色したりして、クロスの貼替を依頼されたことも数多くあります。次に注意が必要なのは、ベランダです。最近の建物のベランダは、床がFRP剤で作られ、周りは腰立まで立ち上がっています。床に水が溜まりやすく、ひびなど入っていれば水漏れの原因に、又水抜き穴のドレンの箇所も要注意です。さらに、ベランダ立ち上がり部、手すりの笠木の部分です。笠木の継ぎ目が少しでも劣化していると、その隙間から雨漏りの原因になります。雨漏りの原因は他にもいろいろありますが、今述べたものが主な原因と思われます。まずはご自身で確認されて、判断された方が良いと思いますが、不安な場合はリフォームのワイケーまでご連絡ください。
(ベランダひび割れ)
(屋根板金の浮き)
(帯板のシーリング材劣化)
(ベランダ板金笠木の隙間補修)
(目地が剝がれている状態)
(サイディングの目地の劣化ため打ち換え)
(外壁ひび割れ)
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